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2018/06/24追記

作者の方がPixivでシリーズ最初の冊子を全面公開されました!

この機会に未読の方は是非!

これが気に入ったら商業連載の『イチゴーイチハチ!』も是非!


先日ついに完結した『GUNSLINGER GIRL』、実に「描き切った」といった感じでしたね。心情の機微を微妙な表情の変化だけで描いていたシーンが特に印象に残りました。

その作者である相田裕氏が同人で描かれている『バーサス・アンダースロー』シリーズの新刊(総集編)が発売されました。

バーサス・アンダースロー

すごく好きなシリーズなのに、同人誌ゆえなかなか手に入りにくくて他人に紹介しづらい点があったんですが、現時点ではまだ通販の在庫もあるんで、この機会にオススメしてみます。なお、今まで複数回にわたって同人誌で発行されていますが、現在販売中の総集編で全て(プラス今回のみの新作も)収録されていますので、こちらだけ購入すればよいかと思います。

知名度は低いんですが、実は第14回文化庁メディア芸術祭(マンガ部門)で審査委員会推薦作品に選ばれてたりします。こんな地味な作風でしかも同人なのに、これを選択するとは目の付け所が凄いな、と感心したのを今でも覚えてますね。

どういう話かというと『GUNSLINGER GIRL』とは全然違う作風です。普通の高校生の、何気ない学園生活、としか言えない自分の語彙力の無さが憎い。はっきり言って、オタク好みの萌えギミックとか無いし、中二で特異な設定があるわけでもないし、キャラが奇異なわけでもないし、本当に普通。

しかし、これが面白いのです。絵柄的にも商業作品とは違い、敢えて書き込みを減らしたであろう少しラフな感じですが、それが味になってる。本当に何気ない日常の話なのに、なぜここまで魅力的なんだろうか。逆に言えば、ここまで普通の設定なのに、ここまで面白く感じさせるのが凄すぎます。

誤解されそうだけど敢えて言う。普通さで言えば『よつばと』が普通、と言ってしまうのに近い。あのケレン味の無さが特徴、と言ってしまいたい位の『よつばと』と印象のベクトルが近い。気がする。読み終えた時の至福感も似ている。かもしれない。

しかしこの作品は『よつばと』ではないし、独自の面白さがあるわけで。『よつばと』が楽しいだけの日常を描いているのに対し、本作品は高校生なら普通に味わいそうな挫折とかも描いている、という点が確実に違いますね。

そしてそういった挫折が暗く描写されてはおらず、高校生らしく明るく乗り越えたりしていたり、それでも少しはわだかまりが残っているのかも、と余韻を感じさせるものになっている点が素晴らしいです。その辺があいまって、登場人物が実に生き生きしていて、等身大で実際に近くに居そう、と思わせてくれるものがあります。

この描写のセンスの良さは只事ではありません。近年はマンガを購入しても再読することなど殆どないのですが、本作を購入してから暫くは何度も読み返して、心地よさを味わい返している程です。『GUNSLINGER GIRL』とはまた違う引き出しをこんなにあっさり披露されると、相田氏の次の作品も期待が高まって仕方がありません。とはいえ、やっぱり個人的にはこのシリーズの続きを商業発表してもらいたいなー、という気持ちでいっぱいです。
最近のヒロシ。2

田丸浩史
とらのあな
2006/08/13
同人誌


一巻は普通に書店やAmazonで買えたというのに、なんで続刊が同人誌なんでしょうか。これはもうヤフオクとかで入手するしかないのか?!と思ってたのですが、同人ショップで委託されてて通販で買えてラッキー。

で、中身ですが、相変わらずな感じでした。一番印象に残ったシーンを抜粋してみましたよ。



ちなみになんで同人誌になっちゃったかというと、編集の方といろいろあったらしくて出版できなくなっちゃったから、それなら同人誌で無理やり出しちゃえ、って事情らしいです。何というか、期待を裏切らない方ですね。色々な意味で。
熱い熱い同人誌でございます。

熱い熱い作家である島本和彦先生が、

熱く熱く新谷かおる先生の偉大さを語りつくそうとする、

熱い熱い一冊でございます。



新谷かおる先生に対する島本和彦先生の熱い想いが、商業誌じゃ有り得ないほどの引用(文章だけでなく絵も)を駆使して、語られまくられております。

「おおっ、これが松本の遺伝子!」

「大体まず新谷かおるって名前から反則だ!」

「しかもそれにプラスしていやーんだ!」

冒頭からして、いきなり「新谷かおるになりたいか?! ……そうか、わかった! そこまで言うのなら新谷かおるにしてやろう!」ってハイテンションだし、裏表紙はこんな感じだわで、熱すぎ。



ちゃんと題名のとおり、新谷かおるになる方法についても記述されています。



熱い、熱いぜ、アツクテシヌゼ。
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